質の良い料理人になるための攻略法

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質の良い料理人になるための攻略法

質の良い料理人になるための攻略法

Yuto
2020-01-31
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ようこそ料理人の世界へ

始めに

この記事はこれから料理人になりたい人、専門学校生、料理人になって3年未満程の方々に向けて書いています。

あと他の職種でもかなり使えるような内容にもなっています。

僕の料理人人生で感じたことをありのまま書いていますので

これが料理人のリアルだと思ってもらって良いです。

仕事に関しては僕は上司、先輩からも信頼頂いていて

感覚もプロとして持っているのでこれから話すことが誤ってることはないと思います。

こんなはっきりとしたタイトルなので、誰が書いてるんだ、お前は誰だと思われると思うので

まず僕の自己紹介をしようと思います。

物心ついた時には料理人になるって親に言っていた

僕は物心ついた時には料理人になるって決めてました。

なぜかと言うと

僕の父が料理人でその姿をずっと見てて無意識に料理人になるって決めてました。

実家はフレンチのレストランで地元に愛された小さなお店です。

父が一人で料理を作り、母と弟の友達のお母さんがサーバーとしてサービスしています。

僕はそれをガキの頃から見てて土日の休みは朝の仕込みを良く手伝っていました。

小学1年生の時の学年文集には将来の夢シェフと書いていました。

ずっと料理しか考えてなく家庭科の調理実習の時は普段の授業の何倍も気合い入れてました笑

家でも小学生の時から家族に夕飯を作っていました


高校生になると環境は変わり部活に明け暮れる日々。

本気の部活動だったので坊主で朝から夜まで練習してOFFは年に1、2回あるかないか、遠征、合宿、大会で遠方になど頻繁にありました。

厳しくみんなで切磋琢磨していく環境だったのでとても心が鍛えられました。

今思うとガキの頃からの負けず嫌いは除き、努力する力や努力する仕方、折れないド根性魂、我慢強さとかは高校生の時の部活動で身についたなって思います。

そしてこれからの料理人人生でとても生きています。

部活動引退してから父の仕事の手伝いをしたり、父の知り合いのシェフのところに手伝い、母のサーバーの手伝いしたり、地元の個人店のファミレスのアルバイトしたり、たくさんのシェフの自伝、エッセイ本、自己啓発本を良く読みました。


高校卒業と同時に東京へ上京し本格的な料理人としての人生スタート


と思いきや…。。

サービスからのスタートでした

料理したくて学びたくて上京したのになぜサービスをしないといけないんだと何度も思いました。

ですがそれも一生懸命打ち込みました。

今はサービス側の感覚も少しばかりわかります。

しばらくの月日が過ぎ

個人的にはとても嫌な気持ちで何でこんなことしてるんだろうとかネガティブなことばかり考えてました。

普段はポジティブな性格の僕ですがさすがに嫌になりました。

そんな時にキッチンに入れるとシェフに言われました。

とうとうきた!

すごくテンション上がり

よっしゃー!と思ったら

まさかのパン屋でした。

その時はフランス料理を学びたいのにと思い凄くショックを受けたのを今でも覚えてるくらいです。

しかも直接パンを作れるわけでもなく雑用や簡単な仕込み、卵割ったり、発注整理したりなどパン自体はまるで学べませんでした。

すごく嫌気がさして何で東京来たんだろうと通勤中悔しさのあまり涙したこともあります。

それが1年半以上続きました。

サービス合わせて2年以上キッチンには入れなかったです

この期間本当に鬱病なんじゃなくかってくらいネガティブでしんどくて気持ちが折れてました。

やりたいことすら出来ない環境に2年以上もいました。

何か自分のしたい事に挑戦して壁を乗り越えられず挫折したりすることは良くありますが、そのスタートラインにすら立ててませんでした。

挫折どころじゃないです。

東京には友達はまるでいない、1人で相談する人もいない休みの日は1人で東京散策しというありきたりな日常を過ごし、常に孤独に耐えてました。


でもそれを乗り越えました。

とうとうキッチンに入ることができました。

そこからひたすら努力に先輩も抜かす勢いで仕事しわからないことは素直にシェフに聞き、

シェフの動きも細かいところまで見て盗み

家帰ってからも勉強していました。

するとある日シェフに

「若手のコンクール出るか?」と言われました。

僕はこれはチャンスだと思い即答で

「出ます!!」


そこから仕事してから仕事終わりコンクールの練習しという生活が毎日続きました。

練習期間終盤

疲れのあまり電車の中でめまいを起こし立ってられなくなり電車の揺れも耐えられなく途中下車してホームに座り込むという異常な状態まで自分を追い込んでました

極限状態です。

仕事も忙しく終わってから練習しその練習の時の食材も自分で管理、発注しなくてはならなく、仕事終わりだが練習では関係なくその時間は全力で頭を回転させ、自分の持ってる技術をフルに使い、スピードを最速にして、渾身の力で一皿を完成させていく。

そしてシェフから指摘を頂きまたやり直し、精神的にも肉体的にも追い込まれていっていました。

同僚からは痩せたと心配されてました。

心配していただくだけでもありがたいです本当に。

そしてコンクールを迎え全力で挑み結果は…。

準優勝

自分の中では失敗も後悔も無くやり切ったと言う気持ちがあるも、やはり悔しさが勝りました。

あんなに努力してもダメだったか…と。

まだまだ自分の中では火は消えてませんでした。

コンクールが終わり月日が経ち、この文章では書いてなかったが高校生の時から海外に行きたい、世界で勝負していきたいと言う夢があった。

もちろん料理人として。

その思いが日に日に強くなってきていた。

本格的に海外で働くにはどうするかとか、

フランス料理をしているのでフランスにはどうしたら行けるのか?とか

色々調べ始めていました。


そんなある日。

仕事中外国人のお客さんに英語で色々聞かれたのです。

僕は英語は大の苦手、全くわからなかったんです。

そのお客さんには申し訳なかったです。


そしてその事をバイリンガルの友達に話したんです。

すると

「ゆうと、これからの時代もっと英語が必要になる時代が来るよ。

海外で勝負したいなら料理よりも先に言語覚えないと」と。

ぐうの音も出なかったです。

そこから

マインドチェンジしました。

もともと海外出ると考えてたのと、

その経験から友達の助言まで一気に起こった出来事でした。

そして僕の中でも考え、考え、出た答えが英語を学ぼうと、世界のあらゆる人々が使う、使える言語だなと

さらにそこから行動に起こすために出た答えが

カナダに行こうと決めたのです。


前の職場を退職し、今カナダのレストランに勤めています。

前の職場でも色んな仕事を任せて貰い、

今カナダのレストランでも1つのセクションを任せて貰っています。

と言う事である程度の技術、シェフへの信頼、日本以外でも働ける力があるということです。

どうでしたでしょうか?

これ見て僕を知って、信頼して頂けた方がいたら幸いです。

ではこんな感じで本題に入りますね。

質の良い料理人になるには

要点は大きく3つあります。

これを意識して仕事をする事で自分の成長を早く、シェフへの信頼を得ることが出来ると思います。

でも人間性、料理に対する熱量などでもちろん個人差が出ますので、そこは自己責任でお願いします。

かといって努力でどうにかなりますとか書くわけではありません

この記事書く意味がないです。

みんな知ってるから。

努力を前提とした上での事を書いていきます。

そして話それますが

僕は色んな人を見てきました。

途中で料理人辞める人や、その歳で低位置のポジション取ってる人、技術がそんなに無く後輩からバカにされる先輩などたくさんです。

僕は僕も含めみんなで未来のある有望なシェフになりたいと思ってこれを書かせてもらっています。

決して自分が偉いとか、おごってるとか一切想っていません。


では、行きましょう

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